屋根・外装会社の追加工事|見積変更を請求へつなぐ記録方法
結論:追加工事でもめる原因は金額ではなく、「いつ・誰が・何を承認したか」が残っていないことです。 承認日と変更範囲を1行で残すだけで、請求時の説明が要らなくなります。
追加工事はどこで発生するか
屋根・外装では、着工後に判明する項目が決まっています。
| 場面 | よくある追加 |
|---|---|
| 足場設置後 | 高所の劣化が見えて補修が増える |
| 高圧洗浄後 | 下地の傷みが判明して補修が増える |
| 屋根の踏み込み時 | 野地板・ルーフィングの傷み |
| 施主の要望 | 色の変更、付帯部の追加 |
| 近隣対応 | 養生範囲の拡大 |
前半4つは発生する前提で段取りできます。「追加が出るかもしれない」と契約時に伝えているかどうかで、後の説明の負担が変わります。
残す項目は5つ
追加が出たら、その場で次を残します。
発生日 | 内容 | 金額 | 承認者 | 承認日これだけです。細かい書式は要りません。重要なのは承認者と承認日で、ここが空のまま工事を進めると、請求時に「聞いていない」になります。
承認をどう取るか
口頭だけで進めないための、現実的な方法です。
写真を先に送る
劣化箇所の写真を撮って施主へ送ります。文章より早く伝わります。
金額と範囲を短く書く
屋根の野地板の傷みが3か所ありました。
写真の範囲を張り替えます。
追加 ◯◯円(税込)
このまま進めてよろしければ、ご返信ください。返信が承認の記録になります。チャットでもメールでも構いませんが、後から探せる場所を使います。電話だけにしない、が要点です。
返信を保存する
承認の返信は、現場フォルダに保存します。写真と一緒に置いておくと、請求時に探す必要がありません。写真の置き場所の作り方は現場写真管理アプリ比較や建設会社向けクラウドストレージ比較で扱っています。
請求へつなぐ
追加分は、本体の請求と分けて書きます。
本体工事 ◯◯円
追加01 野地板張替 ◯◯円(承認 9/12)
追加02 付帯塗装追加 ◯◯円(承認 9/20)承認日を請求書に書いておくと、施主側でも確認しやすくなります。合算して1行にすると、施主から内訳を尋ねられることが増えます。
請求漏れの防ぎ方そのものは、完了報告と請求をつなぐ表で管理します。ソフト側で見積変更と請求を扱う場合の候補は建設業向けfreee vs マネーフォワードで比較しています。
元請けから受けている場合
施主ではなく元請けから受けている場合、承認の相手は元請けの担当者です。次を追加で確認します。
- 追加の申請書式が指定されているか
- 承認の権限が担当者にあるか、上長の決裁が要るか
- 申請の期限があるか(工事完了後では受け付けない場合がある)
3つ目が最も痛い項目です。完了してから追加分を出しても通らないことがあるため、発生した時点で出すのが原則です。
人数別
1人
その場で写真を送り、返信をもらう。これだけで足ります。返信が来ない相手には、着手前に電話で確認し、その内容を自分でメモに残して送り返します。
3〜5人
現場担当が承認を取り、請求は事務が出す形になります。承認の記録が現場担当の手元だけにあると、請求時に止まります。置き場所を共通にします。
10人
追加の件数が増え、承認待ちのまま工事が進む状況が出ます。「承認前の追加は着手しない」を原則にするか、着手する場合の判断者を決めておきます。
確認するもの
- 追加の記録に承認者と承認日があるか
- 承認のやり取りが後から探せる場所にあるか
- 写真が承認の根拠として残っているか
- 請求書で本体と追加が分かれているか
- 元請け案件で申請期限を確認しているか
freeeの見積・請求・変更管理の機能を公式サイトで確認する公式サイトを見る
![]()
サクミルの見積・請求機能を公式サイトで確認する公式サイトを見る
このページには広告(アフィリエイト)リンクを含みます。掲載順や評価は報酬の有無で変えていません。契約・請負に関する法的な判断は専門家へご確認ください。料金・機能は改定されるため、契約前に公式ページで最新の条件を確認してください。