建設会社の領収書回収|職人のスマホから事務所へ渡す手順

結論:月末にまとめて集める運用をやめ、「使った日に撮って送る」へ変えるだけで回収漏れは大きく減ります。 集める側の努力ではなく、渡す側の手間を1回30秒にすることが対策です。

集まらない理由

月末に領収書が集まらないのは、職人がだらしないからではありません。

どれも「後でまとめて」を前提にすると起きます。

手順

1. その場で撮る

支払ったらその場でスマホで撮ります。レシートを持ち帰る必要はなくなりますが、原本の保存が必要な場合があるため、原本を捨てるかどうかは税理士に確認してから決めます。

2. 撮り方を1つに決める

3つ目が回収後の手間を最も減らします。「どの現場か」が後から分からないレシートは、経理側で止まります。

3. 送る先を1つにする

チャットのグループ、共有フォルダ、会計アプリのどれでも構いませんが、1か所に固定します。 人によって送り先が違うと、集める側が探す作業になります。

4. 受け取ったら印を付ける

送られたものを経理側で処理したら、処理済みが分かるようにします。これがないと、送った側は「届いたのか」が分からず、次から送らなくなります。

5. 締め日を決める

「月末締め、翌月3日まで」のように、締め日と猶予を決めます。締め日がないと、いつまでも待つことになります。

現場名をどう伝えるか

一番簡単なのは、送るときの一言です。

9/7 田中様邸 ガソリン 3,200円

日付・現場名・用途・金額の4つだけ。写真だけを送らせない運用にします。この4つがあれば、経理側で仕分けができます。

続けるための工夫

最後が効きます。精算が遅いと、送るほうの動機がなくなります。

人数別

1人

自分の分だけなので、撮って1か所に貯めるだけで足ります。現場名のメモは、後から見返すときに効きます。

3〜5人

送り先の固定と、処理済みの印を付ける運用が要ります。この規模で仕組みを作っておくと、後で人が増えても変えずに済みます。

10人

立替の件数が増え、精算の遅れが不満になります。誰がいつ精算するかを決め、締め日を守れる体制にします。ここまで来ると、会計ソフト側でレシート取り込みを扱う価値が出ます。

ソフトを検討する目安

会計ソフト側の選び方は建設業向けfreee vs マネーフォワードで扱っています。現場ごとの原価まで見たい場合は、施工管理側の記録と合わせて考える必要があり、塗装業向け施工管理アプリ比較が関係します。

注意すること

領収書の保存方法・保存期間・電子データの扱いには法令上の要件があります。この記事は社内の回収手順についてのもので、税務・法令上の判断は含みません。電子で保存してよいか、原本を残す必要があるかは、必ず税理士または所轄の税務署に確認してください。

確認するもの

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